「クリスマス」。
このひと言で、どれだけの人がワクワクするのだろう。

ここに、どんなおもしろ成分が含まれているのかを考えてみた。

クリスマスのおもしろ成分「物語」

大切な人と一緒に食事して、プレゼント交換をする。
それだけでも、十分にワクワクする。

しかし、日本はキリスト教徒の国ではない。
食事とプレゼントだけが理由なら、とっくの昔に廃れているのではないだろうか。

では、なぜこうも支持され続けているのか。
その理由は、「物語」にある。

幸せを「物語」で伝える

クリスマスにまつわる物語は、世界中に多く存在します。
(「クリスマス 物語」とググってみたら、検索結果は752,000件でした)

その内容は、古典的な逸話だったり、誰かの体験談だったり。
しかし、ある共通点がある。

それは、「幸せ」。

もちろん、個人や国や文化によって「幸せ」の定義は異なる。
しかし、幸せの形は違っても、親子、兄弟、家族、夫婦、仲間、友情という関係性は世界共通のもの。

その不変の幸せを、「クリスマスの物語」という形で人々に伝えているのだ。
そしてクリスマスの日には、誰かの物語に共感したり、実際に自分で体験したりする。

だから、多くの人がクリスマスに幸せを感じてワクワクするのだ。

物語という名のおもしろ成分の要素とその効果

物語には、人が熱中する面白さがある。
代表的な例は、映画や小説だろう。
他にも、子供たちが夢中になる絵本や、大人が買いたくなるスマホのプレゼンやコマーシャルにも物語が含まれている。

物語と一口に言っても含まれる要素はいくらでも細分化できるが、大まかに分類すると次の3つになる。

  • 旅立ち(日常/居場所/大切なものや人の喪失)
  • イベント(試練)
  • ハッピーエンド(回復)

<例>
結婚:「素敵な人と出会って付き合い始めて、仲良くなったり喧嘩したりを繰り返し、ついに結婚式の日を迎える」
就活:「着慣れないスーツを着て、面接とその結果に一喜一憂する日々を繰り返して自分を見失いそうになるが、自分らしさを認めてくれた会社に就職が決まる」

物語という名のおもしろ成分が含まれているものは、なんでも面白くなる。

アトラクションが置いてあるだけのテーマパークと、物語のあるテーマパーク、どっちに行ってみたいだろうか?
同じ機能であっても、ただ安いだけの商品と、作り手の物語が感じられる商品と、どちらを使ってみたいだろうか?
単にプレゼント交換するだけの食事会と、物語を伝え合う食事会と、どちらで過ごしたいだろうか?

おもしろ成分には、人と人が接する時間が格段に増える効果がある。

ちょっと(だいぶ?)早いけど、メリークリスマス。


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