仕事の締切、取引先との面会時間、新商品のプレゼン時間…。

日常業務で時間に追われる毎日は、疲れてしまいますよね。

一方で、ゲームやスポーツで使われている制限時間は、疲れるどころか夢中になってしまうのはなぜなのでしょう。

制限時間

大抵の人は、仕事の制限時間をあまりポジティブな意味で考えていないように思います。

  • もっと時間があればもっといいものができるのに
  • こんな短い時間じゃ結果を出すことなんてできない
  • いつも無茶ふりばかり

こんな言葉を言ったり聞いたりしたことはありませんか?

一方で、みなさんよくご存知のサッカー。
試合時間は、前半後半共に45分ずつ、延長戦の前半後半は15分ずつ、と決まっています。
応援しているチームが残り時間わずかのときに見せる逆転劇は、とても爽快な気分ですよね。

ゲームソフトの場合、「〇〇秒以内にゴールに行け」とか「1分以内にできる限り点数を稼げ」など、それぞれのゲームで独自ルールが採用されています。
制限時間の中でどうしたらもっと良い結果が出せるか、を考えてついつい夢中になってしまうもの。

仕事の制限時間との感じ方の違いは、ずばり「時間の考え方」と「ルール」、そして「目標」。

気軽に制限時間を楽しむ

「制限時間」をビジネスに応用している例は、少なくありません。

  • 飲食店のチャレンジメニュー
    • (例)「20分以内に石焼担担麺を完食したら、1万円進呈」
  • 各種検定(認定)試験
    • 〇分以内に、正解率▲%

こうした「楽しく挑戦する」ことを実現しているのは、以下のようなおもしろ成分たち。

  • 制限時間がなければ誰でも達成できてしまう(自分だからできそう)
  • ルールとゴールが明確(透明性/ビジョン)
  • ちょっとした褒章や勲章がある(承認)

こうした要素を(すべてではないにしても)自分の仕事に応用したら、制限時間を楽しむことができるかもしれません。

私は、以前ゲーム開発をしていた頃に、同僚と「1時間で見つけたバグの数」を競ったことがありました。
負けた方が、相手にお昼ご飯をおごるというルールでしたので、それはそれは必死でバグを見つけたものです。
バグは普通に遊ぶだけでは見つかりませんから、それでは勝負になりません。
なので、通常では考えられないオリジナルな超裏ワザ的な遊び方を考えて、新しく編み出すのがとても楽しかったことを思い出します。

ただし、見つかったバグが自分の担当分の場合、お昼ご飯に行か(け)ずに修正作業をするというおまけ付きのこともありましたが…。

自分の仕事やビジネスに転用してみる

  • 〇〇分以内に▲▲以上クリアする
  • 昨日と同じ時間で2倍処理する
  • 同じ内容を半分の時間で行う

自分自身の作業でもいいですし、提供している商品やサービスでもかまいません。
時間制限を導入することで、限界を超えるための工夫が生まれるきっかけになるかもしれません。

いや、そんなことよりも、まずは「時間制限のある楽しさ」を味わってみてください。


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