遊びの「面白い」と、仕事の「面白い」。
同じ「面白い」なのに、微妙に意味が違う。

「面白い」の相反する2つの意味

まずは、「面白い」の言葉の意味を調べてみた(三省堂web dictionary)。

  1. 興味が感じられる
  2. こっけいだ

仕事の「面白い」は1.に近くて、遊びの「面白い」は2.に近い意味で使われているケースが多い。

「こっけい」には、おどけた様子や冗談、さらには漫才や映画などの娯楽的なニュアンスが多く含まれている。
つまり、その様子を見たり聞いたりして楽しむ【受動的な面白い】だ。

それに対して、「興味が感じられる」は【能動的な面白い】だ。
研究や勉強なども含めて、自分が興味を持ったことに対して好きな道を突き進む。
寝食を忘れて夢中になって取り組んだ、子供の頃に経験したあのときの気持ちと行動。

同じ単語に、これほど両極端な意味が入っているのは珍しい。

仕事の「面白い」は不謹慎なのか

「面白い」の両極端の意味を知っていたり、使い分けている人はほとんどいない。

だから、「仕事が面白い」と言うと、目くじらを立てて「不謹慎だ。けしからん!」などと言い出す人がいる。
その場合、単にその人の中の「面白い」の意味が、【受動的な面白い】しかないのだと思う。

確かに、仕事を受動的にやっているのなら、文句の一つも言いたくなるだろう。
しかし、能動的な面白さは不謹慎でもなんでもない。
むしろ、そんなに夢中になって仕事に取り組んでいることを、喜ぶべきところだろう。

言うほうも言われるほうも、「いったい、何が面白いのか」をちゃんと意識して会話すれば、こういうすれ違いは起きないと思うのだが、いかがだろうか。


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