大阪で講座を開催する前に「大阪の受講者は手強いぞ」と、アドバイスしてくれた人がいました。

東京出身であり、大阪での講座開催は未経験の私。

その言葉の意味がよく分からずにいたところ、説明が続きました。

「おもんない」

そう感じたら、講座中であれ何であれ受講者同士で会話が始まるというのです。
なぜなら、そっちのほうが「おもしろい」から。

たしかに、大阪では電車の中やカフェで漏れ聞こえてくる会話自体が、おもしろい。
「おもろい」が、最高のほめ言葉だと言われているのもうなずける。

しかし、講座中に受講者同士で話されたら、講師としてはたまったものではない。
それを注意すると「あんた、うっさいねん。だまっとき」とまで言われるとか。

おもしろくなければ、講師に「だまれ」と言える文化。

それは、たしかに手強い。

東京だと、どんなにつまらない内容でも「たのしかったです」の社交辞令で終わり。
もしかしたら大阪の人は優しくて、「がんばりなはれ」という応援の印かもしれない。
本当におもしろくなかったら、帰ればいいわけだし…。

とかなんとか、まだ起きてもいないことを大阪に向かう新幹線の中でぐるぐる考えていたことを覚えています。

大阪で初開催

大阪で開催した「おもしろい、をデザインする講座」。

幸いにも、聞いたことや考えていたことは起きないまま、無事終了。

  • 人が「おもしろい」と感じる仕組みがよくわかった
  • 子供向けの仕事をしているので、明日から活用できそう
  • おもしろさにも種類があることを知った

終了後「実はこんなことを聞かされていて、本当にそうなったらどうしようと思ってましたー。」と正直に伝えたところ、

「正直な話、ほんとはおもんなかった」
「えっ?」
「うそうそ、冗談やて。がははー」

恐るべし、大阪人。なんでもかんでもネタになってしまう。

この後、個人セッションの申込みもあったので、本当に気に入ってもらえたのだと思います。

次回の大阪開催はいつにしようかと、ひそかに計画中。


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